【妻が有利な欧州の法律】

6月28日(日)

皆さんこんにちは

今日の記事

結婚する時に契約書を結ぶことも有ると聞いた事がある

欧州等は契約社会の国。トラブルは日常茶飯事。

弁護士が多いのもそのためか。

浮気で即離婚…男性に寛容な日本と性的に女性が優位な欧州

公開日: 更新日:
アンジャッシュの渡部建(C)日刊ゲンダイ

アンジャッシュの渡部建(C)

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 アンジャッシュの渡部建さんが叩かれ続けている。何人も愛人がいて、便所で手軽に済ますこともあった。そこが許せないというのだが、ある程度のカネと地位がある既婚男性で不倫をしたことがない人はいるのだろうか。挙手を求めると、おそらく全員が下を向くはずだ。私だって偉そうに言える立場ではないが、テレビの情報番組で「けしからん!」などと真面目に論じている男性コメンテーターを見ると不誠実だと思ってしまう。

もともとオトコは、目の前に好みの女性がいれば抱きたくなるものだ。しかも日本には“愛人をつくる時代”があった。浮気を「男の甲斐性」「芸の肥やし」などと表現して正当化。オンナ遊びができない妻一筋の男はばかにされた。浮気や不倫に寛容な社会だったと思う。

これがフランスやイタリアなどになると、全然違う。男性が浮気をすれば即アウト。離婚を突きつけられ、全財産を持って行かれる。私の知り合いのイタリア人も、3度の離婚でスッカラカンになった。先祖代々受け継いできたお城まで取られてしまったというから凄まじい。妻の立場は法律で強固に守られている。根底にあるのは性的に女性が上位という社会だ。

■妻の性欲を満たすのは夫の使命

仏人画家のウジェーヌ・ドラクロワはフランス7月革命(1830年)を題材にした「民衆を導く自由の女神」で、乳房を出しながら右手でフランス国旗を掲げて民衆を導く女性を描いた。当時から欧州では女性優位の文化が根付いていたのだろう。それはセックスにおいて顕著になる。

少し前、緒形拳さんやフランス人女優と南仏で仕事をした時の話を当欄で紹介した。当時はまだ携帯電話が普及する前で、日本に国際電話をかけるにはホテルのフロントを通さないといけなかったが、彼女は日本人男性が妻に電話をしないのをいぶかり、「フランスなら離婚される」と指摘。それで緒形さんが「いったい君は彼氏と週に何度セックスをするのか」と聞くと、「10回よ」と平然と答えたので、その場にいた日本人男性が全員凍りついてしまった。

フランスでは最低でも週3回は妻とセックスしなければならないという。大学教授などをしていた知人もフランス人と結婚していた当時は、そのペースで毎回4時間かけていたそうだ。その後離婚して日本人と再婚した時は「今は5分だ」と笑っていたが、妻の性欲を満たすのは夫の使命で、それができなければ離婚され、財産まで奪われる。だから男性は、午後5時半に会社を出てまっすぐ家に帰り、セックスに励む。ドイツなどでもそうだ。道草が許されるのは、1時間だけパブに立ち寄ることが認められている英国ぐらいのものだ。

そこまで束縛され、強要されるのが面倒だという男性は、独身を貫くかゲイになる。イタリアのリゾート地などでは、美男同士のゲイのカップルが手をつなぎながら食事をする光景が珍しくない。

浮気に対して制度的なペナルティーがある欧州と、世論主導のペナルティーがある日本。男にとって幸せなのは、果たしてどちらなのだろうか。

三枝成彰作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2017年、旭日小綬章受章。

本日の逸品

まだこ刺身

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こりこり美味!