【スプートニクV】

8月14日(金)

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世界初新型コロナウイルスのワクチン誕生

ほんまに大丈夫だろうか?

国産ワクチンを正式承認…ロシアの意外な医学研究と開発力

公開日: 更新日:
ワクチン完成と発表したプーチン露大統領(C)タス=共同

ワクチン完成と発表したプーチン露大統領(C)タス=共同

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 ロシアのプーチン大統領が、国内で進めてきた新型コロナのワクチン「スプートニクV」を正式承認して話題になっている。プーチンの娘も臨床試験を受け、問題は起きなかったという。

ロシア当局は10月から大規模な接種プログラムを開始するとしているが、専門家からは開発のスピードを問題視する声も上がっている。数千人規模の治験を行う臨床試験の第3段階が完了する前にゴーサインを出したからだ。

「プーチンは世界に先駆けて新型コロナを克服したという実績をつくりたいのでしょう。ワクチンの効果は眉唾もののような気がします」(国際政治経済学者の浜田和幸氏)

浜田氏によると、ロシアは旧ソ連時代から医学などの基礎研究に注力してきたという。

意外にもロシアのワクチン開発力は、バカにできないらしい。

「1960年代に日本はソ連からワクチンを輸入してポリオを克服しました」とはハーバード大学院卒で医学博士・作家の左門新氏(元WHO専門委員)。ポリオとは昔でいう小児まひのことだ。

「米国人医学者のジョナス・ソークが開発したワクチンをソ連が『ソーク不活化ワクチン』として大量生産。61年に当時の古井喜実厚生大臣がソ連から緊急輸入したのです。その結果、日本では72年以降、ポリオは発生していません。撲滅できたのです」

ワクチンを大量生産するには大型の研究機関と工場が必要だ。ロシアはそうした大規模設備をソ連時代から建設していたことになる。

「その背景には生物化学兵器の研究があると思われます。ウイルスや細菌で人体に危害を与える兵器の理論を転用することが、感染症を克服するためのワクチン研究につながったのです。一方、日本では感染症やワクチンの研究はあまり熱心に行われなかった。だから現下のワクチン開発でも後れを取っているのです。ロシアのワクチン研究は日本よりかなり進んでいると考えられます」(左門新氏)

とはいえ「スプートニクV」の効果は未知数。果たして本当に効くのか、それともプーチンの自己満足で終わるのか。

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