【絶好調!】
9月12日(土)
皆さんこんにちは。
今日の記事
以前のようなキレが一層に増した!
今年はサイヤング賞取れるだろう!
ダル“タイトル総なめ”なら…今季稼ぎは田中将超え10億円超
カブス・ダルビッシュ有(34)が、投手のタイトルを総なめにするかもしれない。
9日(日本時間10日)のレッズ戦は立ち上がりに3ランを浴び、6回を2安打3失点3四球9奪三振。自己最長の8試合連続クオリティースタート(QS=6回を3自責点以内)の好投ながら、打線の援護に恵まれず2敗目(7勝)を喫した。
「心技体全てのバランスが整っているのが今季のパフォーマンスにつながっている」と、JスポーツMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏がこう続ける。
「昨季終盤の好調(13試合で4勝4敗、防御率2・76)をキープしただけでなく、今季は新球ナックルカーブもマスターして投球の幅が広がりました。7月のオープン戦から今季初戦までは、投げた後に体が一塁側に傾くなど、バランスは悪く投球フォームもバラバラだったが、登板を重ねるごとに安定してきた。無駄な四球(11四球)は少なく、相手を手玉に取れるようになった。さらに自信を持って腕が振れているのでしょう。これまで肩、肘、首回りなどの痛みに悩まされてきたが、今季の投球を見る限り、体調も万全ではないか。今季、ナ・リーグ中地区には不調の打者が少なくないこともあり、投手三冠、サイ・ヤング賞も狙えると思います」
田中と大谷に対抗心むき出し
同じ日本人投手の存在もダルのモチベーションになっている。ダルはこれまでヤンキース・田中、エンゼルス・大谷に対して対抗意識をむき出しにしてきた。
2人とはオフに合同で自主トレを行っていながら、田中が14年にヤンキースと7年総額約168億円で契約した際には「マー君のポスティングのカネとか上がってるけど、ボクの時は(高額契約は)無理だったですから」。日本ハム時代に大谷が163キロを連発した時は「バネはすごいけど、ボクみたいに調整して細かいことができるってわけじゃない」と断言。「(自分が)おまえを超えるから、超えられないように頑張れ」と大谷に伝えたことも明かした。
ダルは、サイ・ヤング賞受賞で約2億1200万円、同賞の投票で2~5位に入れば約1億600万円のボーナスがそれぞれ付く。加えて登板数やイニング数などで約2億1200万円の出来高払いがある。それなら表彰ボーナスや出来高は通常通りの金額を手にできるのか。
「今季は無観客で実施している上に、レギュラーシーズンが短縮され放映権料も減額されたため、各球団とも財務状況は厳しい。米国内では年俸同様、出来高も60試合換算になるという見方が有力です。ダルが日本人初の栄冠を手にしても表彰ボーナスは満額を手にできないのではないか」(スポーツライター・友成那智氏)
出来高も37%しか支給されなければ、サイ・ヤング賞受賞でダルの懐に入るのは約7700万円。それ以外の出来高はすべてクリアして同額だから、合わせたボーナスは約1億5400万円。投手タイトル総なめなら、総額10億2400万円となり、田中を上回ることになる。
