【Orix】

9月22日(火)

皆さんこんにちは。

今日の記事

「オリックス」と言う会社。名の通り「リース会社」

意外に知らない人が多い。私も実際の所詳しくは知らない

不動産業を中心に、金融、自動車、建設資材リース、旅行等手広く儲けている企業のイメージしかない

球団は「宮内オーナー」の肝いり

ソフトバンクと共に毎年莫大なカネで選手を獲得するのだから儲かっているに違いない

もし倒産になったら大変なことになるような気がする・・どこかに身売りになるかも

宮内義彦のオリックスは「実は何か」が問われている

公開日: 更新日:
宮内義彦氏(C)日刊ゲンダイ
宮内義彦氏(C)

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 オリックスをわたしはオリエント・リースの頃から知っている。経済記者時代によく取材に行っていたからだ。

当時はリース業が一般的に馴染みが薄く、ソース会社なのにソースを売っていないと言われたり、社員旅行に行ったら、「歓迎 オリエント・トリス様」と書かれていたと嘆いたような話を耳にした。

現在はプロ野球チームを持つまでになったが、「シニア・チェアマン」という肩書の宮内義彦は竹中平蔵と組んで規制緩和の旗を振ってきた。ヤマト運輸の小倉昌男と違って、政治の力を借りて、いろいろと商売の手を広げてきたのである。現都知事の小池百合子の後援会長をしていたこともある。

まだ40代の宮内を社長に抜擢した三和銀行出身の乾恒雄はとても魅力のある洒脱な人だった。代表取締役名誉会長などという珍妙な肩書をぶらさげて老害を体現している経営者のことを批判していたら、乾はニヤリと笑い、

「じゃあ、私は取締役嘱託にしてもらおうかな」と皮肉を言った。

残念ながら、いま宮内はその乾の毒をまともに受ける対象となっているのではないか。

実業と虚業という分け方がある。主にメーカーを実業と言い、金融業などの虚業と区別するが、リースはやはり虚業だろう。虚業を他人のフンドシで相撲を取ると形容することもできるが、それはリースに当てはまる。

コロナ禍で航空機リースやホテル・旅館が振るわず、オリックスは苦境に陥っているらしい。

そうなればなるほど、オリックスはそもそも何が本業なのかが問われる。連結対象にはオリックス自動車やオリックス不動産も入っているが、かつて、ソース会社と間違えられた同社はこの先どうするのか?

コロナだけがオリックスを揺さぶっているのではない。根っこに何を据えるのかが喫緊の課題となっている。

佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

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