【新谷劇場】
12月6日(日)
皆さんこんにちは
今日の記事
「しんたに」さんかと思いきや「にいや」さんでした。
ぶっちぎりの優勝
ネガティブなコメントが面白い。32歳でまだまだ進化している
新谷圧巻の女子1万m日本新 五輪メダルへ「猛暑」が追い風
圧巻の「一人旅」だった。
東京五輪の代表選考会を兼ねた日本陸上選手権(大阪)長距離種目は、すでに参加標準記録を突破している女子5000メートルの田中希実(21)と同1万メートルの新谷仁美(32)の2人が優勝。五輪切符を手にした。
女子5000メートルは戦前の予想通り、田中、広中璃梨佳(20)の一騎打ち。田中が広中をピッタリとマークする形でラスト1周を迎えると、田中が最後の直線であっさり抜き去りゴール。記録は15分5秒65だった。
直後に行われた1万メートルは「新谷劇場」だった。2000メートル手前から先頭に立ち、マラソン代表の一山麻緒(23)が新谷を追走。2人は3位以下を大きく引き離す。3600メートル以後は一山が徐々に遅れだし、新谷の独走。1周71~74秒のハイペースで出場21人中19人が周回遅れとなる前代未聞のレースは18年以上も破られなかった日本記録(30分48秒89=2002年渋井陽子)を新谷が大幅に更新。2位の一山に1分近い大差をつける30分20秒44でフィニッシュした。
レース直後の新谷はこう言った。
「たくさんの応援により、久しぶりに最後まで気持ちよく走れました。結果へのこだわりは強いものがある。長距離トラックは世界との差が大きく難しいと考えられているが、日本選手も今の時代、進化している。新しいスタート台に立てた」
幸い(?)真夏の東京は湿度が高く、アフリカ勢も嫌がる殺人的な酷暑だ。
男子1万メートルは、実業団ルーキーの相沢晃(23)が27分18秒75の日本新記録で初優勝。東京五輪の参加標準記録(27分28秒00)を突破してのVで東京五輪代表を決めた。
