【おちょやんの子役】

12月13日(日)

皆さんこんにちは

今日の記事

朝の連ドラ「浪花千栄子」を描いたおちょやん

久しぶりに迫力ある子役の演技を見た😲

どぎつい河内弁と目力が天性のものだ

朝ドラ“当たり”子役「おちょやん」毎田暖乃に天性の演技

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毎田暖乃(C)NHKから
毎田暖乃(C)NHKから

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 朝ドラは先月30日に「おちょやん」がスタートした。松竹新喜劇などで活躍した女優・浪花千栄子がモデル。2017年後期「わろてんか」は吉本の創業者、吉本せいがモデルだから、NHKとしては関西のお笑いのバランスを考えたテーマである。浪花千栄子は60代以上なら、オロナイン軟膏のホーロー看板広告のおばあさんが記憶に残る、伝説的な女優だ。

ヒロインの千代を演じるのは杉咲花。子役時代を今週まで毎田暖乃が演じた。初回視聴率18・8%でスタート、17年前期「ひよっこ」の19・5%以来7作ぶりに20%割れしたことで、朝ドラ人気もこれまでかという声も上がっているが、この2週間の毎田の存在感は最近の子役の中でもずぬけている。大阪・南河内の貧しい家に生まれ、放蕩な父親、意地の悪い継母の元から離れて道頓堀の芝居茶屋に奉公に出されるまでを演じたが、河内弁で「どあほう!」「うるさいねんボケ!」とどつく姿は9歳とは思えない迫力。その一方で「生きるってしんどいなぁ」と弱音を吐き、時に大きな涙をボロボロこぼす。演技力や目力も天性のものだ。

意外な気がするが朝ドラの子役はあまり大成しない。注目されながら今も活躍している子役ですぐに思い浮かぶのは1983年の「おしん」の小林綾子や96年後期「ふたりっ子」の三倉茉奈・佳奈姉妹くらいか。

ここ10年ではドラマ「トットちゃん!」でも黒柳徹子の子供時代を演じて話題になった2013年後期「ごちそうさん」の豊嶋花、15年後期「あさが来た」の鈴木梨央だが、例えばここ3作、19年前期「なつぞら」の粟野咲莉、同後期「スカーレット」の川島夕空、20年前期「エール」の清水香帆は、その後もあまり名前を聞かない。

 子役として出演後もコンスタントに活躍できるかどうかは朝ドラに出演している2週間くらいの間にどれくらい印象に残っているかに尽きる。毎田のインパクトは流暢な関西弁の双子の子供時代を演じた茉奈・佳奈姉妹以来かもしれない。

10年前期「ゲゲゲの女房」以来の朝ドラはおおむね好調が続いている。それが途切れるかどうかは毎田の天才子役ぶり、千代役を引き継ぐ天真爛漫な杉咲のリレーがうまくいくかにかかっている。

本日の逸品

よこわ(本まぐろの幼魚)

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