【芸人廃業】

2月6日(土)

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今日の記事

コロナ禍で芸人をやめていく人いるも大勢いる

潰しが効く人は良いが・・

ザブングルの長すぎた自粛…一般人に戻る芸人が止まらない

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ザブングルの松尾陽介(C)日刊ゲンダイ

ザブングルの松尾陽介(C)日刊ゲンダイ

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 最近、芸能人の生き方について考えさせられる出来事が続いた。

まずキングコングの西野亮廣(40)が所属していた吉本興業を退社したことが明らかになった。吉本の公式HPに「双方合意の上、マネジメント契約を終了」した報告があった。その直前、西野がツイッターで「退社の可能性も含め話し合いを進めている」と示唆していたが、吉本のマネジャーについて言及したりとトラブルをにおわせていた。絵本を描き、自ら製作総指揮を担当した「えんとつ町のプペル」をヒットさせたりと、芸人というより、芸術家・アーティストというマルチな動きをしてきた。

僕の知っているワイドショーのディレクターが、その映画が完成した時期に西野を取材し、映画紹介と笑いを取るコメントで短いネタにしようとしたら、「そんな話、おもろない。今日は映画の話やろ」と断られ、タメ息をついていたことがあった。その頃から彼の生き方の方向性が変わっていたということだろう。

彼の活動に会員制「オンラインサロン」がある。5年前に絵本の発売に合わせてサロンを開設し、当初、数百人の会員が昨年末までに7万人を超えたとか。月会費980円のため年間に8億円を超える売り上げになるという。これは全額、自分の会社の取り分のため、まぁ、ひとりでもやっていけるという判断にはなるだろう。

ただし、今回のメインは西野ではない。気になったのは、お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介(44)が引退、3月でコンビを解散すると発表された。ボケ担当の加藤歩(46)の「悔しいです」「カッチカチやぞ」といったギャグで一時は売れっ子になっていた。彼らは名古屋圏出身で、まだブレークする前、名古屋ローカル番組で共演し、よく顔を合わせていた。

ある時、「先輩芸人から聞いたけど、売れっ子になればすごくモテるそうで、大物芸人のA(実名)はグラビアアイドルの超人気者と交際していたそうです。僕たちもそうなりたいです」と楽しそうに話してきた。僕が「それ、リポーターの僕に言うのはNGでしょ」と返したら、「あっ、そうですね。す、すみません」とペコリ。2人とも素直で普通の感覚を持っていた。闇営業問題での謹慎もあったが、コロナ禍で収入は厳しかったろう。コンビのひとりが引退というのは残念だが、こうした芸人は氷山の一角に過ぎない。

そして、石田純一(67)はどこへ行ってしまうのだろう。たびたび大勢での会食が報じられ、今やユーチューブで言いたいことを言うだけ。これでは一緒に仕事をしてきた相手も、少し様子を見ようとなっても仕方ない。彼もコロナの犠牲者だろうが、誰もが西野になれるわけではない。

城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。