【後任は白紙】
2月13日(土)
皆さんこんにちは
今日の記事
困ったときの川淵氏
本人はやる気満々だったが・・
この人ではやはり危ないと政府が考えたのだろう
会長は橋本聖子氏がいいと思うが本人は故事してるようだ
川淵三郎氏は官邸にハシゴ外され…“後任指名”1日でパア
「僕の人生最後の大役ということでベストを尽くしたい」
東京五輪・パラリンピック組織委会長を辞任した森喜朗から“後継指名”され、新会長就任に意欲マンマンだった川淵三郎・日本サッカー協会相談役。ところが、たった1日で会長人事は白紙となってしまった。本人の知らないところでハシゴをはずされた形だ。
会長就任が白紙になったことは、本人も寝耳に水だった可能性がある。
12日午後、自宅前で記者団から「政府が会長起用に難色を示している」と問われると、「あっ本当、ぜんぜん聞いていない」「従わないといけないんじゃないの」と答えていたからだ。
今回の“人事白紙”は、菅官邸が動いたとみられている。森による後継指名は、読売新聞まで「疑念招く“密室人事”」と1面で批判。川淵新会長を黙って受け入れたら、「密室人事を認めるのか」と、批判の矛先が政府に飛んでくるのは確実だった。官邸周辺には「川淵さんは暴走しかねない」という不安もあったという。
「剛腕と呼ばれる川淵さんは、『独裁力』という著書まである超ワンマンです。ノンコントロールになる恐れがあった。五輪開催についても、官邸とは考え方が違った。官邸は、最悪“観客ゼロ”でも仕方ないという考えに傾いています。でも、川淵さんはツイッターで『無観客の開催は意味がない』と投稿し、11日にも記者団に『観客なくてオリンピック、日本でやる値打ちあるの。海外でやるのと同じ』と、無観客開催を痛烈に批判しています」(政界関係者)
自民党のなかにはペラペラと“後継指名”の舞台裏を明かす態度を苦々しく思っていた議員もいたという。
「もともと、川淵さんはスポットライトを浴びるのが大好きな人。メディアに注目されてうれしかったのでしょう。『森会長から“後をお任せするのは、川淵さんしかない”と単刀直入な感じだったな』『菅さんは、もっと若い人を、女性はいないか、と言ったそうだ』などと、ペラペラとしゃべっていた。あれでは、自分から“森傀儡です”“密室人事です”と暴露するようなもの。川淵さんが黙っていれば、密室人事という批判が出ることもなかった。人事が白紙になったのは、自業自得です」(自民党事情通)
12日夜、記者団に「僕の対応が悪かった」「あたかも自分が新会長になったかのような」「報道の皆さんには、できるだけサービスしてしゃべったほうがいいという習性が残っていた」と、反省の弁を口にした川淵相談役。ピエロを演じた格好である。