【韓国の儒教精神】

2月16日(火)

皆さんこんにちは

今日の記事

韓国では目上の人は絶対的な存在!

お酒も、タバコも目の前で吸ってはいけない

最近それもどうやら変わってきたようだ

韓国で薄れる儒教精神と男尊女卑 男女平等でも日本を抜く

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韓国の文在寅大統領(C)ロイター
韓国の文在寅大統領(C)ロイター

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 韓国では旧正月の連休が始まった。例年であれば実家で親族に挨拶し、祭祀(チェサ)という伝統的な儀式が行われる。だが、今はコロナ禍。旧正月の連休中も「特別防疫期間」とされ、5人以上の私的な集まりは禁止されている。いくら法事といえども例外ではない。

儒教社会の韓国では両親や目上の人を敬うのが当たり前で、決して逆らってはいけない。電車やバスでは高齢者が前に立てば席を譲るのは当然のこと。その習慣は日本よりも厳格で、混雑している電車内でも若者が優先席に座る姿は目にしたことがない。もしいたとすれば、韓国人ではなく外国人観光客だ。

ところが、ここ10年ほどはそういった光景に変化が見られる。スマホの普及で、電車内で座る若者の多くが下を向いているのだ。目の前に高齢者が立っても顔を上げることはない。中には儒教精神を鬱陶しく感じている若者も少なくないという。優先席に座ることはなくとも、それ以外の席ではスマホをのぞき込むことで、目の前に高齢者が立とうと気づかぬふりができるのだ。

一方で儒教にある男尊女卑の思想も薄れている。初の女性大統領の誕生、女性の社会進出、フェミニズムやMeToo運動の高まりで韓国社会は目覚ましく変わった。現在の文在寅大統領も選挙時には“性平等”を公約に掲げていた。皮肉なことに側近たちが次々とセクハラ事件を起こし、与党の「共に民主党」はネット上では「共にセクハラ党」とも呼ばれているが、本人は“フェミニスト大統領”と称している。

かつては「雌鳥が鳴けば家が滅びる」なんてことわざがあった。女性がしゃしゃり出るとロクなことにならないという例えだが、今の時代に政治家がこんな言葉を口にしたら、どうなることか。青瓦台(韓国大統領府)にはおびただしい数の国民請願が寄せられるに違いない。

日本では東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視の発言をして世界中から批判された。ところが辞任どころか、周囲が擁護するという信じがたい展開になっている。世界経済フォーラム(WEF)が発表した「男女平等ランキング2020」では日本が過去最低の121位(前年110位)なのに対し、韓国は108位(同115位)で日本を逆転した。気づけば、男尊女卑が色濃く残っていた韓国よりも、日本は大きく後退しているのだ。