【新旧女王交代の時】

2月19日(金)

皆さんこんにちは

今日の記事

新旧女王交代か?

なおみちゃん完璧な試合だった

セリーナを右へ左へ降って勝利!

心技体万全な状態

大坂が元世界女王に引導 S.ウィリアムズに圧勝で決勝進出

公開日: 更新日:
試合後、セリーナ(右)に激励される大坂(C)ロイター

試合後、セリーナ(右)に激励される大坂(C)ロイター

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 女子テニス大坂なおみ(23=世界ランク3位)にとって、4大大会シングルス23勝のセリーナ・ウィリアムズ(39・米国=同11位)は憧れであり目標だった。

大坂の父親はセリーナとビーナスを育てたウィリアムズ家の教育方針を参考にし、ウィリアムズ姉妹に関わった人たちをコーチにつけた。サーシャ・バインしかり、ジャーメイン・ジェンキンスしかり、アブドゥル・シラーしかり、チーム・ウィリアムズの一員だった人たちだ。

 しかし、2018年の全米に続き、19年の全豪も制すと、彼らと次第に距離を置くようになり、現チームにウィリアムズ姉妹に関わった人はひとりもいない。そして、今回の圧勝でウィリアムズ家から完全に「独り立ち」したと言えるのではないか。

昨18日の全豪オープンテニス女子シングルス準決勝は、大坂がウィリアムズに6―3、6―4でストレート勝ち。「立ち上がりこそサーブが入らず苦労しましたが、要所でサービスエースを決めるようになった。特に冴えていたのはバックハンドのクロスです」と、テニス専門誌の記者がこう続ける。

「セリーナは今回、体を絞り、姉のビーナスをヒッティングパートナーとして連れてきたほど。万全の態勢で臨んだ。大坂はそのセリーナをまったく寄せ付けなかった。ブレークされても、追い込まれてもバタバタしない。コートでは誰もが冷静にプレーしたいと思うものですが、いまの大坂は実際に落ち着いて自分のプレーができるだけの技術であり、メンタルを持ち合わせている。何より、チームのスタッフやコーチの存在が大きいと思う。大坂はこれまでウィリアムズを目標にしてきましたが、きょうの試合で完全に卒業したのではないか」

さて、大坂にコテンパンにやられたウィリアムズは試合後、コートを出るときに観衆に向かっていつも以上に手を振るシーンも。会見で「お別れみたいだったが」と聞かれると、「さあ、どうかしら。もし、お別れだったら、誰にも言わない」とはぐらかした。どうしてミスが多かったのかと突っ込まれると、泣きながら「わからない。終わったわ」と言って席を立った。「終わったわ」が自分の全豪が終わったという意味なのか、それとも現役が終わった、つまり引退を示唆したのかは定かではない。

試合後の大坂は、「きょうはリターンが良かった。彼女(セリーナ)に憧れていて、彼女と試合をするのが夢だった。競争相手と対戦するのは楽しい」と話した。

なお、日本時間20日午後5時30分開始予定の決勝はブレイディー(25・米国=同24位)と戦う。