【後任人事】
3月4日(木)
皆さんこんにちは
今日の記事
日本は昔からどうでもよい名誉職みたいな役職が多過ぎる
「内閣広報官」
内閣広報官とは特別職の国家公務員で、事務次官級の要職だという。加藤官房長官によると月給は117万5000円だという。それだけの高給を与えられて何をしているのか? 副広報官とともに、内外への広報を担当するということだが、実際に担っているのは広報実務の仕切り役にしか見えない。
そもそもこんな役職必要だろうか?
事務次官級を選任する必要があるのだろうか?
NHKの記者いわく「昔はああいう存在はいなかった」。2001年に官邸強化の一環として設置されたポストだという。
「恐らく、官邸(記者)クラブににらみをきかすためだろう」とらしい。
ようわからん
内閣広報官に小野日子氏内定 迷走していた後任選び全内幕
菅首相の長男らから高額接待を受けていた山田真貴子内閣広報官が1日に辞職。3日、後任に外務省の小野日子外務副報道官を起用する人事が固まったものの、後任選びは難航していた。菅首相と意思疎通ができ、ソツなく会見を取り仕切る官僚OBに適任者がなかなか見つからなかったからだ。
菅首相の“天領”ともいわれる総務省の大物OBとしては、元総務次官の櫻井俊氏の名前も挙がった。息子はジャニーズのアイドルグループ「嵐」の櫻井翔で、「櫻井パパ」の愛称で知られる。
「しかし、事務次官経験者が広報官では“格落ち”になるし、現在は電通グループ代表取締役副社長を務めているから難しい。何より、菅総理が『官僚OBの女性』という条件を重視していたそうです」(自民党関係者)
いったん、山田氏の続投を決めた際、「女性の広報官として期待している」と説明した自身の発言に縛られている事情に加え、会見で記者の質問を途中で打ち切るにも女性の司会者の方が柔らかい印象を与えるという計算もあったからだ。
「もともと経産省からの出向者が官邸で広報を担当してきた慣例があるので、後任は経産省出身の宗像直子元首相秘書官が最右翼でした。山田氏に次いで女性で2人目の首相秘書官を務め、官邸のこともよく分かっていたからです。外務省出身の斎木尚子元局長が適任との声もあった。夫は元外務次官の斎木昭隆氏です。問題は、2人とも安倍前首相の人脈に連なること。菅首相と安倍前首相の関係は微妙ですからね……」(霞が関事情通)
コネクト不倫にパワハラ前議員の名前も
菅首相が腹心の和泉洋人首相補佐官のツテを頼って、国交省出身の伊藤明子消費者庁長官を抜擢するという見方もあった。和泉氏の関係でいえば、厚労省から“コネクト不倫疑惑”の大坪寛子大臣官房審議官を引っ張ってくるという観測まで流れていた。
意外なところでは、「このハゲーーー?」のパワハラで有名になった豊田真由子前衆院議員の名前も取り沙汰された。
「このコロナ禍で、元厚労官僚というキャリアを買われてテレビ出演が増え、落ち着いた語り口で好感度がアップしている。冗談半分で推す声はありました」(官邸関係者)
今月7日で緊急事態宣言を解除するにしろ延長するにしろ、記者会見は行わざるを得ないのに、スンナリいかないのは菅首相の人望のなさの表れだ。人事権をカサにきた恐怖支配で、官僚は面従腹背がしみついている。内閣広報官は月給117万5000円の高給取りで、スポットライトも当たる立場。
それでも菅首相を支えるために泥舟に乗り込むのは真っ平ゴメンという事情があったのだろう。