【有望選手への勧誘】
3月21日(日)
皆さんこんにちは
今日の記事
大阪桐蔭の西谷監督はスカウトに熱心な方だ
大阪桐蔭改め「日本桐蔭」に変更だな
智弁和歌山の高島前監督が言っていたが
「うちには寮が無く親御さんにアパート代を負担してもらっている。余裕のある家庭ならできるが母子家庭ではとても無理」
そらそうだろうな
昔みたいに郷土愛を背負って甲子園に出場した事が皆無になった
地元の人も応援のしがいがない
その中で期待しているのは長崎の離島・大崎高校だ
部員全員が長崎出身
九州大会を制しているだけに注目している
大阪桐蔭のますます度を越す選手集めにモノ申す!
19日にセンバツが開幕した。
優勝候補筆頭の大阪桐蔭は、最速150キロ左腕の松浦、同154キロ右腕の関戸、強打の主将・池田らを擁し、3度目の春夏連覇を狙える戦力が整っている。
最近気になっているのは、大阪桐蔭の有望中学生の勧誘が、急速に全国各地に広がっていることだ。今回のベンチ入りメンバー18人中、大阪府外の出身は13人。松浦は北海道・旭川市、関戸は長崎県・佐世保市出身で明徳義塾中(高知)から大阪桐蔭の門を叩いている。他にも関東出身の選手が何人か入っており、まるで全国選抜といえる構成だ。
昨年のドラフトで西武に指名された仲三河は栃木市出身で、強豪・小山ボーイズから大阪桐蔭に引っ張られ、「ついにここまで手が伸びてきたか」と関東の強豪校は震えあがった。地元の常連校に内定した中学3年生が、後になって大阪桐蔭に進路を変更するケースも頻出しているそうだ。たとえ「後出し」でも「全国制覇」をしたい有望中学生の憧れになっているため、こういうことが起こるのだ。
■野球留学ルールを作るべき
これまでの野球留学は「甲子園に行きたい」という大都市圏の中学生が地方の強豪校に流れるケースが多く、東京などの関東の中学生が、馴染みにくいといわれる関西の高校へ進学するケースはまれだった。大阪桐蔭だけは別格ということだ。
関戸を引き抜かれた明徳義塾は18人中16人が県外出身なのは相変わらずとはいえ、そろそろ規制のルールを作る時期がきているのではないか。
横浜で部長を務めている頃は、私が中学生を発掘、勧誘していた。「横浜だって全国から集めていただろう」と指摘されるかもしれないが、実は「学校名が『横浜』だから、地元の選手6、7割。県外出身者は3、4割まで」という渡辺監督の考えと「県を代表して出場する甲子園に、他県の出身者ばかりで出ても学校の宣伝にはならない」という学校側の方針があり、厳守していたのだ。
私学には経営がある。入学者やベンチ入りメンバーの人数を制限するのではなく、「県外出身者はスタメン4人まで」など試合に出る人数を制限するのはどうか。
センバツ出場校でも直前にできるワンポイント講座がある。走者が一塁か二塁にいる時、捕手がはじいたワンバウンドの球が、打者の足に当たって止まることがある。これでは走者は進塁できない。打者の足に当たらなければ、3メートルは転がっていく。これなら走者は先の塁へ進塁できる。打者はワンバウンドだと思ったら、見逃すだけでなく、すぐに捕手を確認。はじいた球に当たらないよう、しっかりよけることだ。甲子園に出場するようなチームでも、打者が突っ立っていることが多い。知らないともったいない。試合前に確認して欲しい。
1944年(昭19)6月16日、神奈川県横浜市生まれの71歳。横浜―東農大を経て三菱自動車川崎―河合楽器で捕手として活躍。現役引退後、東海大一(現東海大翔洋)―横浜―横浜商―横浜で監督、部長を歴任。松坂、成瀬、涌井、筒香ら多くのプロ野球選手を育てた。98年の春夏連覇を含め、3度の甲子園優勝。渡辺前監督を支える名伯楽として主に技術面を指導した。対戦校の投手陣や打線の戦術分析に定評があり、名参謀と呼ばれた。14年夏限りで横浜のコーチを退任。現在は山梨学院や熊本・城北など、全国の各校で臨時コーチを務める。