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阪神藤浪は勝ち星つかずも上出来…“勝ち越しローテ”見えた

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昨季2020年までを考えたら上出来(C)日刊ゲンダイ
昨季2020年までを考えたら上出来(C)日刊ゲンダイ

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 上出来だったのではないか。阪神藤浪晋太郎(26)のことである。

26日、ヤクルトとの開幕戦に先発し、5回2失点。初回は3者凡退に抑えるも、二回以降は毎回走者を出す苦しい投球が続いた。計5四球を与えただけでなく、右打者の山田哲や西浦には頭部付近にあわや死球の抜け球を投じ、球をひっかけての暴投もあった。極度の制球難に苦しめられてきただけに、球の荒れっぷりは相変わらずだった。

昨季までの藤浪なら、修正できないまま降板していたかもしれない。しかし、キャンプ、オープン戦で先発として結果を残したことで自信をつけたのか、何とか2失点で踏ん張った。

矢野監督はこの結果にさぞかし、ニンマリしていることだろう。

藤浪は昨季、中継ぎでの登板が多かったとはいえ、1勝しかしていない。ましてヤクルトの先発は昨季10勝のエース小川だ。この開幕戦は「勝てればラッキー」という声も少なくなかった。

■むしろ裏ローテ重視

「開幕ローテ候補だった助っ人左腕のチェンが、不調で開幕ローテを外れた。藤浪にメドが立てば、チェンの出遅れをある程度カバーできる上に、実績のある2戦目の青柳、3戦目のガンケルでカード勝ち越しも見えてくる。しかも矢野監督は、裏ローテを重視しているフシがある。昨季、2ケタ勝利を挙げたエースの西勇が4戦目、秋山が6戦目に先発予定。4月にはこの裏ローテで、優勝争いの最大のライバルである巨人と2度、対戦しますからね。もともとリリーフ投手はライバル球団に引けをとらないし、貧打に悩んできた打線も黄金ルーキー佐藤輝の加入で厚みが増した。6連戦での勝ち越しが増えれば当然、2005年以来の優勝も視野に入ってきます」(阪神OB)

この日の阪神は、新人の佐藤輝がチーム初打点となる犠飛で先制。主砲の大山が適時打を放ち、助っ人のサンズも2本塁打と大暴れし、4―3の接戦をモノにした。これで藤浪に勝ち星がついていればこの上なかったが、さすがにそこまで望むとバチが当たるか。

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