【部活中止】

4月20日(火)
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初夏のような暑さ
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子供らが可哀そうだ
 部活中止で夏の大会できるのか?
3度目緊急事態宣言へ加速 部活は大幅制限でプロはOKの矛盾
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春の選抜高校野球大会は開催されたが…(C)日刊ゲンダイ
春の選抜高校野球大会は開催されたが…

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  「再発令されたらどうなるのか……」

 不安げな表情でこう漏らすのは都立高校野球部の指導者だ。

新型コロナの感染急拡大を受け、大阪府の吉村知事は19日、3度目の緊急事態宣言を出すよう政府に要請すると表明。20日にも正式決定する。東京都の小池知事も今週中に同宣言を要請するための調整に入った。

東京都は4月12日より「まん延防止等重点措置」が適用された。学校の部活動は感染対策の徹底を条件に認められてはいるものの、練習試合や合同練習は原則中止。宿泊を伴う合宿、生徒同士の会食も行われていない。

冒頭の指導者が言う。

「まん延防止措置適用の今だって、練習試合や合宿は禁じられている。例えば宮城県の高校野球は、2年連続で春季地区大会が中止になった。一方で、プロ野球やJリーグは観客数を抑えながらやっている。高校の部活動はガイドラインを守って少人数で行っている。スポーツイベントは1万人でも観客を入れれば、大勢の人が動くし、感染リスクが高い。プロ野球やゴルフは選手や関係者に感染者が出ても試合は中止になっていない。子供たちは、『なぜボクたちばかりが厳しくされるのか』と不満顔です」

■都の教育庁に聞くと

変異型ウイルスの感染力は1.7倍といわれ、従来型に比べて10代の感染者も多く、重症化しやすい。

「東京にも再び緊急事態宣言が発令されたら、授業はオンラインになったり、部活動も全面中止や大幅に制限されるでしょう。昨年はインターハイや春夏の甲子園も中止になった。今年も(中学、高校の)3年生は最後の大会が中止になるかもしれない。それが心配です」(前出の指導者)

そこで東京都教育庁の指導企画課体育健康教育担当に、今後の部活動の制限について聞いた。

――東京都の小池知事は今週末にも緊急事態宣言の再要請をすると報道されています。そうなれば、学校の部活動は今より制限が厳しくなりますか。

「緊急事態宣言の発令が決まったわけではないので、現状では判断できません」

――変異型ウイルスは従来型より多方面においてリスクが高いといわれています。部活動の中止など、大幅制限の決定はあり得ますか。

「それも含めて、今は未確定です」

プロ野球とJリーグは19日、合同の新型コロナ対策連絡会議を行い、大阪、東京に緊急事態宣言が再発令されたとしても、観客を入れたまま試合を継続したい考えを示した。

プロスポーツはOKでも部活動はダメなら、子供たちの心は歪むばかりだ。