【日本のオールスターゲーム】

7月17日(土)

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佐藤君と柳田選手のホームラン競争見たかった

プロ野球オールスターは今や単なる“セレモニー”…「1試合で十分」の声

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注目の佐藤輝も元気なく4タコ(C)日刊ゲンダイ

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「1試合でいいと思いますね」

プロ野球ファンの吉川潮氏(作家)が、オールスターゲームについてこう言った。

メットライフドームで行われた16日の第1戦は試合前からバタバタだった。全パの田中将大楽天)、浅村栄斗(同)、近藤健介日本ハム)の3選手が急きょ、欠場。田中、浅村については前日の15日に2回目のコロナワクチンを接種したことにより、副反応の疑いがあるという。

東京五輪の日本代表メンバーは15日に、NTC(ナショナルトレーニングセンター)で2回目のワクチンを接種している。球宴出場組はただでさえ過密日程。14日に前半戦が終了し、球宴を挟んで19日から仙台での合宿がスタートする。スケジュール的に15日しか都合がつかなかったのだろうが、一般的にコロナワクチンの副反応は接種翌日が最も出やすく、2回目の方が強いといわれる。試合中、疲労感を隠せない選手も見受けられた。

しかも、怪物新人の佐藤輝明阪神)はホームランダービーで初戦敗退したことで、佐藤輝が憧れている柳田悠岐ソフトバンク)との対決は実現しなかった。

ワクチンによる影響は今年に限った話とはいえ、日本の球宴は年々、面白みや存在価値が薄れていると感じる。もはや、中止にしてもいいくらい。先日、大谷翔平が出場したメジャーの球宴を見たばかりだったから、なおさらです」とは、前出の吉川氏。

交流戦がなかった時代は最大3試合も行われていたが、『夢の球宴』と呼ばれ、パの選手がセの選手にライバル心をむき出しにしていた。あの『清原対桑田』のKK対決を知っている世代とすれば、これだけは絶対に見たい、と思えるような対決は本当に少なく、セレモニーみたいになっちゃった。今年なんて特に、五輪代表メンバー同士による紅白戦のような感じで、緊張感も感じられませんでした」(吉川氏)

 球宴の試合数が多いのは、NPBにとって貴重な収入源になっていることが大きい。

「五輪を控える今年は、無理やり2試合を詰め込んだ印象が拭えません。五輪メンバーは球宴を免除してやってもよかった。球宴は選手への出場手当や賞金がそれほど多くないというし、試合数が多いほど故障のリスクも高まる。盛り上がりを望むなら、1試合に限定した方がいいと思います」(吉川氏)

1試合限定なら、少しは球宴の価値が上がりそうだが……。