【期待していた・・】

 8月4日(水)
皆さんこんにちは
強烈な暑さです!
今日の記事
男子110mハードル 実はめちゃくちゃ期待していた選手だ!
ひょっとして メダルは無理やけど決勝に残っていいタイム出すと期待してた。
残念ながら準決勝・・2つほどハードルをこかしていまった
日本人の短距離走者で唯一渡り合える選手だ!
【陸上】110m障害・泉谷駿介の恩師が語る 覚醒の瞬間と唯一無二の技術
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泉谷駿介はマルチプレーヤー(C)共同通信社
泉谷駿介はマルチプレーヤー(C)共同通信社

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「ここって時は常に強いんですよ、彼は。きっと良い走りを見せてくれますよ」

走り高跳びの元日本記録保持者で順天堂大学陸上競技部の顧問を務める越川一紀氏が太鼓判を押す。3日19時10分から行われる陸上110メートル障害の予選に登場する泉谷は武相高時代、100メートルや走り幅跳び、走り高跳び、投てきなどを行う八種競技でインターハイ優勝の過去を持つ。現在、順大4年で本格的に110メートル障害に取り組んだのは大学に進学してからだ。越川氏はもともと走り幅跳びか三段跳びの選手として鍛える腹積もりだったが、順大における同種目の選手層の厚さから断念。八種競技でも馴染みのある110メートル障害をさせることにしたという。

「そこで、入学してすぐの5月に行われた水戸招待陸上に出してみたら、向かい風が2メートルくらいあったのに14秒05で優勝したんです。当時13秒台を出す選手は今ほど多くなかったから、これを磨き上げようじゃないかと。しかし、僕は今でも走り幅跳び、三段跳びで24年パリ五輪を目指せるのではないかと本気で考えていますよ。2年前に走り幅跳びをさせてみたら、ほとんど練習していないのに8メートル台(日本記録は8メートル40)を簡単に跳んじゃった。何でも器用にこなせる彼は、多くの可能性を秘めているのです」

2年時の関東学生対校選手権では110メートル障害と三段跳びで2冠に輝き、走り幅跳びでも2位。今年6月末に行われた日本選手権110メートル障害では、日本新記録の13秒06を叩き出して優勝した。この記録は16年リオ五輪の同種目優勝タイムまで0秒01に迫るもので、今シーズンの世界ランキング3位に位置する。

快挙の背景には、越川氏が「勝とうとするな」と言い続けたことがある。力んだり、ハードルにぶつからなければ必然的に大記録を叩き出せるという確信があった。

「今年2月、跳んでから着地までの距離を4メートルでやってみることにしました。前日本記録保持者の高山峻野選手(182センチ)が3メートル50センチと聞いているので、175センチの泉谷は体格の割にかなり大きく跳んでいることになる。また、スタートから最初のハードルまでの歩数を、本人の希望で8歩から7歩にしたのもこの時期です。これらの変更点には走り幅跳びなどの要素を組み入れているのですが、スロー動画で確認して驚きましたよ。動作にまったく無駄がなく、完全に噛み合っていましたからね。現在の走りは泉谷だからこそできる新技術で、他の選手がやろうと思ってできるものではありません」(越川氏)

器用さは才能はもとより、その練習量に支えられている。同氏いわく、朝は誰よりも早く練習を始め、競技場を離れるのは最後のひとりになってから。ちょっとした空き時間には他選手や自分の競技動画をチェックして技術向上に余念がないそうだ。

同種目は1896年アテネ五輪以降、83人のメダリストのうち55人が米国人で、アジア人は04年の中国人選手ただ1人だけ。人生初の大舞台で世界の壁を跳び越えたい。