【代打の切り札引退】

10月23日(土)
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巨人を来季襲う亀井引退の喪失感…「振り向けばカメちゃん」と“前・現・次”監督から絶大な信頼
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原監督(左)と阿部コーチ(右)から花束を贈られた亀井(C)共同通信社
原監督(左)と阿部コーチ(右)から花束を贈られた亀井(C)共同通信社

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「振り向けば亀井がいる」

巨人原辰徳監督(63)がそう言って重宝した亀井善行(39)が21日、引退を表明した。

上宮太子高から中大を経て、2004年ドラフト4位で巨人入り。17年目の今季は3月26日のDeNAとの開幕戦で劇的なサヨナラ本塁打を放ったものの、昨季終盤に股関節と左足の内転筋を痛めた影響で、91試合に出場し、打率.216、3本塁打、17打点。12日の阪神戦で左ふくらはぎに死球を受け、13日に登録を抹消されていた。

この日、都内で行われた引退会見に臨み、「自分の打撃を崩してしまった。直りそうにないと判断した。大塚副代表、原監督には9月上旬に伝えたんですけど、自分の中では5月に引退することは決めていた」と明かした。

09年のWBCでは原監督が率いた侍ジャパンの一員として世界一に貢献した。プロ17年間で通算1412試合、1069安打、101本塁打、462打点。不動のレギュラーとして君臨したわけではなかったが、それでも長く現役を続けられたのは、歴代の指揮官に頼りにされる存在だったから。WBC時にイチローが「いい選手ですね」と認めた強肩と高い外野の守備力、勝負強い打撃を買っていた原監督は、会見の最後に登壇し、「困った時の亀井頼み。私の中では野球、ジャイアンツの守り神だった」とねぎらいの言葉を送った。「外野のレギュラーが後半戦になって不振や故障でいなくなる。そんな時、助けてくれるのはいつもカメちゃんなんだ」と明かしたことがある。チームが苦しんでいた最近まで5番を打たせていたことでも、信頼度の高さがうかがえる。

現役時代に自主トレを共にした高橋由伸前監督(46)について「目指すべき最高の選手。あの人の真似ばかりしていた」と言った亀井だが、「頼りにしていたのは由伸の方で、由伸が現役晩年の頃、遠征先でよく亀井が『付き合え』と外に食事に連れ出され、赤ワインを酌み交わしながら“相談役”になっていた。由伸はあまりチームメートとつるまないタイプ。亀井だけは特別な存在だったのでしょう」とはチーム関係者。

次期監督の有力候補でもある阿部慎之助現作戦コーチ(42)にも「たくさんのことを教わって最高の先輩だった」と感謝。こちらは中大の先輩、後輩の間柄で結束は固い。

「阿部政権誕生の際には、打撃や外野守備担当のコーチをはじめ、重要なポストで入閣要請する可能性が高そうです」(前出の関係者)

09年ドラフト1位入団の長野が入団した際、「正直勝てないと思った」と振り返ったが、16年オフに陽がFA加入した時も「やっぱりカッコいい。勝てそうにないなあ」と漏らしていた。最近は心境が変わり、「若いやつが出てこないと、巨人に未来はない」と指導者目線になっていた。3人の「指揮官」に頼られる男はそうはいない。「守り神」を失った巨人の喪失感は大きい。

本日の逸品

いってつ おでん

初めました。

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