【トヨタがEV転進?】

12月29日(水)

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水素エンジンの開発をしていたのでは?

「EV」へのシフトチェンジは他社にも脅威だろう

トヨタが突然の「EV転進」にマツコ・デラックスの一声?

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レクサス販売店で社長と意気投合(C)日刊ゲンダイ

レクサス販売店で社長と意気投合(C)日刊ゲンダイ

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政界通(以下=政) 最近、最も驚いたのは、トヨタ自動車の豊田章男社長の突然の「EV転進」だな。

官界通(同=官) 同感だ。気候変動対策に注目される電気自動車(EV)へのシフトに否定的だったのが、12月14日に東京・台場のショールームで記者会見を開き、一転して世界のEV販売目標を2030年に350万台へ増やすと宣言したから、びっくりした。

財界通(同=財) そう、「一部の政治家から『すべてEVにすればいい』という声を聞くが、違う」とまで言っていたのに、車載用電池の開発だけで2兆円も投じるというのだから、業界他社の首脳も唖然としていた。いったい誰が、あれだけの変身を助言したのかね?

■豊田社長は役所も嫌い

 業界の後ろ盾といえる経済産業省か?

 違うね。豊田社長は財界活動が嫌いらしいが、役所も嫌いのようだ。トヨタの取締役に入っている経産省の元事務次官も、大事な仕事は任せられず、主流から外されたと聞いている。やはり世界のEVシフトをみて、君子豹変したというところではないか。

 記者会見で、EV展開するSUVやセダンなどをずらりと並べた演出にも、びっくりした。あれも、社長自らの発案かね?

 いや、タレントのマツコ・デラックスのアドバイスだ、とか聞いた。

 もはや父の章一郎・元社長の助言も聞かず、誰も何も言わなくなったというのに、マツコの一声には素直に応じたとすれば、すごい話だな。

 いつまでも得意なハイブリッド車にこだわってEVシフトに否定的だと、米欧の環境団体の批判が止まらず、不買運動の標的にされかねない。「孤独な王様」でも、損得勘定はみえているのだろう。

くだんの記者会見で、豊田氏の内心が透けて見えるようなやり取りがあった。「豊田社長はEVが好きなのか、嫌いなのか」と聞かれるとこう答えたのだ。

「素晴らしい質問ですね。あえて言うなら今までのトヨタのEVには興味がなかった。これから造るEVには興味がある」

トヨタ社長・豊田氏のEV宣言。トヨタディーラーでの大規模な不正車検、パワハラ問題、あるいは、日本製鉄に訴えられた電磁鋼板の特許侵害を巡る紛争など、このところ不祥事続きだった暗いニュースを吹き飛ばしてしまったほど衝撃的だったのは間違いない。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

本日の逸品

カマスの塩焼き

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