【野球部監督GOTO給付金騙し取り】

1月16日(日)

皆さんこんにちは

今日の記事

宿泊者と宿がグルになっていた。

野球部の監督と旅館組合の組合長が共謀しているからかなり悪質なケース

「合宿」と称しての詐欺にあたる GOTOのシステムが変わるのでは?

甲子園出場校監督らGoTo給付金79万円だまし取り逮捕…球児へのワイセツ行為で詐欺発覚

公開日: 更新日:
大阪偕星学園高時代の山本元監督(C)日刊ゲンダイ
大阪偕星学園高時代の山本元監督(C)

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 野球部の合宿で利用した岡山県津山市の旅館「文乃家」の宿泊代を偽って申請し、国から「GoToトラベル」の給付金79万1000円をだまし取ったとして、大阪偕星学園高(大阪市生野区)元監督の山本セキ(53)、元コーチの水落雄基(31)、旅館経営者の吉間俊典(54)ら3容疑者が12日までに、詐欺の疑いで大阪府警刑事特別捜査隊に逮捕された。

山本容疑者は2015年、同校を甲子園初出場に導いている。

まず山本容疑者が目を付けたのは「GoTo」の35%の給付金と、故郷の津山市から出る1泊1人当たり3000円の補助金だ。中学・高校の同級生で、津山旅館組合組合長の吉間容疑者と共謀し、1泊7000円だった宿泊代をキャンペーンの上限2万円に水増しした。

20年8~12月、野球部は文乃家で14回、合宿を行い、山本容疑者はそのうちの4泊6日、113人分の給付金を着服。寮生から2000円、自宅生から3000円、保護者からは4000円の参加費を徴収し、約170キロ離れた津山市で必要のない合宿を繰り返していた。「GoTo」を利用した合宿ではなく、「GoTo」ありきで計画された合宿だった。

監督は突然「合宿に行くぞ」と言い出した

大阪偕星学園高等学校(C)日刊ゲンダイ
大阪偕星学園高等学校(C)日刊ゲンダイ

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「山本容疑者は部員たちに突然、『合宿に行くぞ』『場所は岡山で、泊まるんは文乃家や』と言い出したんや。GoToありきやったもんやから、練習試合をする相手も決まってへんかった。コーチは慌てて地元の学校に連絡を取って、相手チームを探さなあかんかった。参加者は当初、宿泊費が2万円だとは知らされておらず、『貸し切りで、1泊3食の豪華食事付き』と説明されとった。館内には12室あったが、30人も泊まればいっぱいで雑魚寝状態。部屋にはテレビすらなかった。食事も決して豪華とはいえず、量も少なく、腹が減ってカップラーメンを食べたほど。昼の弁当が一番のごちそうだった。これで1泊7000円かという感じやった」(学校関係者)

■合宿中にも部員にわいせつ行為

山本容疑者らの詐欺行為が発覚したきっかけは昨年8月、14人の男子部員にわいせつな行為をしていた水落容疑者が逮捕された際に漏らした「監督に詐欺の片棒を担がされ、ストレスでやってしまった」という供述だった。水落容疑者は山本容疑者の指示で給付金のオンライン申請をし、書類には文乃家の印鑑が押されていた。

「実はこの合宿中にも2人の部員が、水落容疑者の性的被害に遭っています。学校の寮だけでなく、合宿先もわいせつ行為の舞台になっていた。部員たちは参加費まで払わされてわざわざ岡山まで連れて行かれ、『合宿』という名の給付金支給に悪用されていた。これまで宿泊事業者側からの不正請求はあるが、今回は宿泊者と宿がグルになっていた。客と宿泊施設に結託されると、不正が発覚しづらく、システムそのものが、成り立たなくなる。しかも宿泊側は一般客ではない。偕星学園という法人で、合宿は学校行事の一環です。立場のあるもの同士、野球部の監督と旅館組合の組合長が共謀しているから、重大な問題です。支援キャンペーンそのものの根底を覆すことになりかねない」(捜査事情通)

大阪で一番という猛練習をやらされながら、一方で指導者に食い物にされていた球児たちが、ふびんでならない。

本日の逸品

北海道産 ホッキ貝

hokki9