【今どきのカンニング】
1月28日(金)
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共通テスト“流出犯”は19歳現役女子大生「高2なりすまし」 周到準備と大胆かつ稚拙な手口
「スマートフォンを上着の袖に隠して撮影しました。1人でやりました」
今月15日、大学入学共通テストの試験中、出題内容を写した画像がインターネットアプリ「スカイプ」で外部に流出した事件。「高校2年生の女子」とウソをつき、偽名を使い、家庭教師紹介サイトに登録していた「流出犯」は、意外なことに大阪府在住の19歳の女子大生だった。
事件発覚後、女子大生は母親に相談。27日、自ら「ニュースで報じられている件は私がやりました」と連絡し、地元香川県内の警察署に出頭した。
女子大生は別の大学に入学するため、大阪府の会場で共通テストを受験。不正の動機について「成績が上がらず、魔が差してしまった」と話しているという。
大学入試センターから通報を受けた警視庁は、家庭教師紹介サイトから会員登録に使われたメールアドレスや携帯電話番号、クレジットカード情報などの提供を受け、人物の特定を進めていた。
「流出作戦」は周到に練られていた。女子大生は昨年12月上旬、家庭教師紹介サイトに登録し、同サイトを含む複数のサイトを通じて東京大や京都大の学生と知り合った。本番約1カ月前、「完璧な解答をしてほしい」と複数の大学生に注文。「オンラインで体験授業をしたい」「共通テスト対策をお願いしたい」とメッセージを送っていた。
「『テストという形で問題を解いて欲しい』と依頼したのは、解答者が共通テストに正解できる能力があるかどうか、見極めるため。『共通テスト対策』としたのは、本番の試験ではないことを強調する意味があったようだ。ただし日程と時間は世界史Bの試験がある15日11時と指定。試験当日の朝には『11時から世界史のテスト、よろしくお願いします』『今日のテストはネットなどで調べながらでも大丈夫です。可能な限り早く正しく回答を導き出してください』『試しに解いてほしい』と解答をせかしていた」(捜査事情通)
■金と時間をかけた割には…
金と時間をかけた割には、スマホを袖口に忍ばせるなど手口は大胆かつ稚拙。登録サイトには個人情報が残され、すぐに解答者に「不正」に気付かれて通報されるなど、ツメも甘い。揚げ句の果てが世間を騒がせ、バッシングを浴びるハメに……。
そんなことをやるヒマと労力があったら、参考書とにらめっこしていた方がよっぽど有意義な時間を過ごせたハズだ。
本日の逸品
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