【R-1】

3月11日(金)

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絶妙のバランスの毒で笑わせるテクニシャンな新王者の誕生だ。

お見送り芸人しんいちが「R-1」王者になったワケ “毒まぶし歌ネタ”の評価ポイントは?

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お見送り芸人しんいち(C)R-1グランプリ2022/カンテレ
お見送り芸人しんいち(C)R-1グランプリ2022/カンテレ

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“ひとり芸日本一”を決める「R-1グランプリ2022」(関西テレビ・フジテレビ系)が、6日生放送され、エントリー数3199人の中から、お見送り芸人しんいち(36)が20代目チャンピオンの栄冠を手にした。

司会は、お笑い芸人の霜降り明星の2人と女優の広瀬アリス。広瀬は昨年の大会で、ツイッターを使った視聴者投票の集計がすぐに反映されず、iPadを手にオロオロしていたが、今回から5人の審査員が100点満点で審査し、上位2人がファイナルステージに進出するシンプルな仕組みに変更された。決勝戦の出場者も10組から8組に変更され、昨年の“バタバタ感”は解消されていた。

芸歴10年以内の出場資格があるため、“ラストイヤー”同士の熱戦となったファイナルステージ。3対2の僅差で見事、しんいちが優勝した。優勝が決まった瞬間、しんいちは泣き崩れた。

ネタは2本とも得意の歌ネタで、1本目は「好き」、2本目は「応援するよ」のフレーズを繰り返しながら、有名無名問わず、人の失態やしくじりをとりあげる、やや毒のあるネタ。

サンドウィッチマンの愛弟子

優勝会見では、賞金は長年迷惑をかけた両親に預けると言い、さらに事務所からクビ寸前だったしんいちを守ってくれたマネジャーに感謝したいと語った。また、事務所の先輩であるサンドウィッチマンの伊達みきお(47)に芸名を付けてもらい、富澤たけし(47)にギターをやるようにアドバイスを受けたとして、「お小遣い、いっぱいもらいました。靴も買ってもらいました。今度は後輩芸人にやってやれるよう頑張れと言ってもらいました」と語った。

“性格が悪いと言われる”と本人は言ったが、多くの人に支えられてきたことに涙ながらに感謝している様子が印象的だった。しかし、ネタはややもすると“有名人をディスっている”と取られかねない際どい内容だ。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。

「毒のあるネタですが、“好きです”“応援してます”というフォーマットに乗せて歌うという仕組みで、イヤな感じに見えず、笑いやすく作ってある。また、歌ネタはともすると単調になりがちですが、緩急がつけてあったりして上手でした。非常に計算された工夫を感じました」

本人も会見では、「ダメ芸人だった僕ですが、時代に逆らっても、こういうネタも通用するぞというところを見せたかった」と語った。毒ネタのポイントを聞かれると、「本人がおいしいと思ってくれたら100点。(ライブの観客や周りの芸人が)面白いと思って笑う人が多かったら採用します」と話した。

本日の逸品
活さざえ(大サイズ)
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お造り、焼きでどうぞ!