【粛清始まる】

3月15日(火)

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孤立深めるプーチン大統領イライラ! 諜報部門トップ「粛清」で作戦難航の“責任逃れ”

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側近も近寄らせない(ロシアのプーチン大統領=10日) (C)ロイター/Sputnik/Kremlin
側近も近寄らせない(ロシアのプーチン大統領=10日) (C)ロイター/Sputnik/Kremlin

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 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がドロ沼化の様相を呈している。ロシアのプーチン大統領は当初、ウクライナの首都キエフを「2日」で制圧し、政権を転覆させるシナリオを描いていたようだが、ウクライナ側の徹底抗戦に大苦戦中だ。膠着状態に苛立つプーチン大統領がついに「内部粛清」へと乗り出したとの見方が広がっている。

◇  ◇  ◇

プーチン大統領による「粛清」を報じたロシアの独立系メディアによると、対象はKGB(国家保安委員会)の後身組織FSB(連邦保安局)の対外諜報部門トップ。ウクライナに関する諜報活動の責任者だったセルゲイ・ベセダ氏らは自宅軟禁に置かれた可能性があるという。

粛清の理由は、ウクライナの政治状況について不正確で偏った情報を報告したからだとみられている。FSBはプーチン大統領が「聞きたい情報」だけを報告し、プーチン大統領は「ミスリードされた」と気付いたという。

もっとも、FSBに悪意があったかどうかは不明だ。複数のメディアが報じて話題となったFSBの内部告発者が作成したとみられる文書には、ウクライナへの軍事侵攻について〈(FSBは)ロシアにとって有利なように分析しなければ、良い仕事をしていないと判断される〉と書かれている。プーチン大統領に忖度した結果、“作戦失敗”の責任を背負わされた格好だ。

作戦難航への苛立ちか

一般市民も徹底抗戦(自家製の火炎瓶の投げ方を練習するウクライナ住民)/(C)ロイター
一般市民も徹底抗戦(自家製の火炎瓶の投げ方を練習するウクライナ住民)/(C)ロイター

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 実際、軍事侵攻はプーチン大統領にとって誤算続きである。一気呵成に首都キエフを攻略するどころか、ウクライナ側の反撃を受けて苦戦。国境地帯に集めたロシア兵のほぼ全てをウクライナに投入してキエフへの包囲網をジリジリと狭めているものの、戦力の逐次投入を強いられている。

部下から正確な情報を得られていないばかりか、プーチン大統領はどんどん孤立を深めているようだ。プーチン政権の内部事情に詳しいロシア人ジャーナリストのミハイル・ザイガー氏は米ニューヨーク・タイムズ紙(10日)で、次のように指摘している。

〈プーチン氏は近年、とりわけコロナ禍が始まって以来、アドバイザーや友人との接触をほとんどやめた〉〈今や彼(プーチン大統領)は孤立を深め、古参の側近からも距離を置いている〉

諜報機関トップの「粛清」や、プーチン大統領自身の「孤立化」からは、政権が一枚岩ではないことがうかがい知れる。ロシアの侵攻開始の直前に米国が「侵攻は数日中にも」「プーチン大統領は侵攻を決断したと確信している」──と警告を発するなど、情報がダダ漏れになっていた可能性は高い。プーチン大統領が周囲に不信感を募らせ、孤立していったのもうなずける。となると、この先、とんでもない行動に出てくる恐れがある。国際ジャーナリストの春名幹男氏がこう言う。

「戦況の膠着状態が続いている中、プーチン氏は侵攻作戦が難航している責任は自分にはない、と示したいのではないか。作戦難航に対して高まる苛立ちの裏返しとも取れます。FSBが『プーチン氏に都合のよい報告をしていた』との話がある一方、米国がウクライナ国内で活動するFSBの工作員の排除に力を入れていたという話もあります。ウクライナの国内情勢を、きちんと把握できていなかった可能性は否めません」

本日の逸品
播磨灘 龍野・室津の牡蠣
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焼き、蒸しガキでどうぞ!