【18歳高校生「AV出演強要」】
4月8日(金)
皆さんこんにちは
今日の記事
成人を18歳と見るなら これも有りか
都合のいいように成人の規定を定められない
18歳高校生「AV出演強要」問題に業界の困惑とホンネ…成人年齢引き下げで国会でも議論に
今月から成年が20歳から18歳に引き下げられ、国会でも議論になったのが、高校生の「AV出演強要」問題だ。
18~19歳は今後、親権者の同意なき契約を取り消せる未成年者取り消し権の対象外となるため、18歳の高校生にAV出演を強要する被害が広がるのでは……そう懸念されているのだが、あるAV業界関係者は「そりゃ、ごく一部の悪徳業者は存在しますけど」と困惑しながら、こう明かす。
「業界も不景気なのに、当局に目をつけられそうな危ない橋を渡るAVプロダクションやメーカーなんて、今はまずありませんよ。業界団体に所属している老舗ならなおさらで、制作費だってかつての2分の1、3分の1に減ったとはいえ、それでも100万円単位でかかる。出演を強要したなんてクレームが付いて発売中止になったら、大損害ですからね」
十把ひとからげにして語られるのは困るというわけで、芸能プロ関係者もこう口を揃える。
とはいえ、数年前にはモデルやタレントとしてスカウトされたと思ったら、実はAVの出演を強要されたという被害も問題視された。
国民生活センターによると、タレントやモデルの契約に関するトラブル相談件数は例年700~800件ほどで、2020年度はコロナ禍もあってか608件、21年度は3月28日時点で617件と減っているが、「ここ3~4年は、そうした相談の中にAVの出演を強要されたといった事例は見当たりません」(同センター相談情報部)。
風俗ライターの蛯名泰造氏は「もちろん少数の悪徳業者には要注意ですが」と前置きしつつ、こう続ける。
国会では「18歳以上の高校生のAV出演が解禁されるのと同義だ」という指摘もあった。杞憂に終わればいいが……。
