【GWの事故リスク】

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GWで利用する乗り物別「事故リスク」と異変時の行動…知床観光船事故は死亡・行方不明26人

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北海道・知床岬の先端付近を捜索するヘリコプター(C)共同通信社
北海道・知床岬の先端付近を捜索するヘリコプター(C)共同通信社

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 北海道・知床半島沖で観光遊覧船「カズワン」が浸水し、26人が死亡・行方不明になった事故。犠牲者には3歳女児ら2人の子供も含まれるというから痛ましい。折しも29日から大型連休が始まる。JTBによると、今年の国内旅行者数は前年比68.4%増の1600万人。全国の海や山で子供たちの明るい笑顔が見られそうだが、乗り物のリスクはどうなっているのか。

◇  ◇  ◇

北のオホーツク海の冷たい海に投げ出された26人。事故当日の海水温は2~4度程度とされ、一般的な生存可能時間は1時間ほどだという。

乗客にとってはまさかの海難事故。楽しいはずの観光が一瞬のうちに悪夢へと変わってしまったが、助かる確率をわずかながらも上げる方法はないものか?

砕氷船「しらせ」で南極観測隊員も経験している元海上自衛官の生方正氏がこう言う。

「海上自衛官は、海に投げ出されたことを想定した教育訓練も受けています。今回の事故は海水温が低く、さらに一般人の方々ですので生存はかなり難しかったと考えられますが、海に投げ出された際はバラバラにならずにひと固まりとなる。こうすることで、救助船やヘリコプターからの捜索がしやすくなります」

■何か異変に気付いたら「118番」通報を

異変に気付いたら、すぐさま「118番」(海上保安庁)に緊急通報することで、迅速な救助を要請できる。2017年に沖縄本島国頭郡の沖合で釣り船(ゴムボート)が高波で転覆した際は、遭難者2人のうち1人が防水型携帯電話で118番通報。転覆からわずか20分後に付近で操業をしていた漁船が救助に駆けつけ、海上保安本部所属のヘリコプターとの連携で無事救助されている。また、佐賀県波戸岬から約9キロの地点でプレジャーボートが転覆し5人が海に投げ出されたケースでは、118番通報から約50分後には救助船が救助員6人を乗せて現場に到着している。

■水難事故では毎年700人前後が犠牲

水難事故の発生件数で最も多いのは沖縄県の85件。次いで東京都や千葉県で、やはり釣りやマリンレジャーが盛んな地域で事故が多い。

「船舶に限定した海難事故は、国交省の『運輸安全委員会』のHPで確認することができます。発生年月日、場所、船名が明記され、調査報告書の内容もチェックすることができる。今年は2月末の時点で早くも90隻の事故が起きています」(ジャーナリスト・中森勇人氏)

観光で来た家族連れが運輸安全委員会のHPをひとつひとつ確認するのは現実的ではないが、旅行代理店であれば「問題あり」の業者ぐらいは把握しているはず。パック旅行などの場合は代理店にひと言、確認しておきたいところだ。

一方、運輸安全委員会は「鉄道」「航空」の事故も同時に公表している。鉄道の場合は、すでに4月8日の時点で3件の脱線を含む6件の事故が発生。3月16日の地震による東北新幹線「福島駅-白石蔵王駅間」の脱線はニュースでも大きく取り上げられたが、伊予鉄道(愛媛県)や近江鉄道(滋賀県)でも同様の脱線が起きた。原因については現在調査中だ。

さらに航空機の事故は4月25日時点で7件。大型機の事故はJAL(客室乗務員1人が仙骨骨折)、日本エアコミューター(乗客1人が腰椎圧迫骨折)、スターフライヤー(乗客1人が肋骨骨折)があった。いずれも機体の動揺が原因とみられている。乱気流などによるケガは、シートベルト着用などである程度が防げそうだ。

30年以内に交通事故で死亡する確率0.2%、航空機事故の死亡確率0.002%

GW中最も警戒しなければいけないのはマイカーの運転(C)日刊ゲンダイ
GW中最も警戒しなければいけないのはマイカーの運転(C)日刊ゲンダイ

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 その他の乗り物のリスクはどうなのか? 文科省地震調査研究推進本部が、地震の確率の参考資料として他の自然災害・事故に遭う一般的な確率をはじき出している。

それによると、「今後30年以内」に交通事故で負傷する確率は24%。死亡に限れば、0.2%となる。つまり、1000人に2人が今後30年の間に交通事故で亡くなる計算だ。そう考えるといかに道路上に危険が多いかが分かる。

同じように、今後30年以内に「火災」に遭う確率は1.9%。それによって死傷する確率は0.24%。航空機事故の30年以内の確率は0.002%。10万人に2人の割合となっている。大型旅客機による国内の死亡事故は520人もの死者を出した1985年の日本航空御巣鷹山墜落以降は、1994年の中華航空(同264人)と1996年のガルーダ航空(同3人)の2件のみ。乗り物の中で最も死亡確率が低いもののひとつと言える。

また、損保ジャパン日本興亜(現・損保ジャパン)の資料によると、今後30年以内に大雨で被災する確率は0.5%、台風の被災確率は0.48%だ。

さらに別の調査ではバスで1年以内に事故に遭う確率は0.01%。自転車の1年以内の事故は0.3%。新幹線は0%となっている。

「飛行機は非常に安全な乗り物でめったに事故は起こりませんが、いったん墜落事故となると被害が大きい。一方、2020年の交通事故の発生件数は30万9178件で、これによる死者数は2839人、負傷者数は36万9476人でした。事故件数、死者数ともに毎年減少していますが、GWの旅行中に最も警戒しなければいけないのは、マイカーの運転だということが分かります。ただし、同じ交通事故でも自動車の事故率が0.37%なのに対し、二輪車は2倍ほど高くなります」(中森氏)

カズワンの沈没で亡くなった方々の冥福を祈ると共に、せっかく楽しみにしてきたGWの旅行は無事故無違反でいきたいところだ。

本日の逸品

天然鱸(スズキ)

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夏の白身魚で代表です!