【抜きたいが・・】
どうして? 白髪を抜くのはやめたほうがいい5つの理由
アラサー&アラフォー世代になると、目立ちはじめる白髪。世間では「白髪を抜くと増える」「白髪を抜いたら禿げる」なんて噂もあるので、どう対処していいかわからない人もいるでしょう。
今回は白髪を抜くのはやめたほうがいい本当の理由と、白髪の本数別におすすめの対処法をご紹介します。
実は、「白髪を抜くと増える」という噂に科学的根拠はないそうです。ではなぜ、白髪は抜かないほうがいいと言われているのでしょうか? 5つの理由を見ていきましょう。
1. 炎症が起きる
白髪を抜くと毛根が傷ついてしまい、毛穴に炎症が起こるケースがあります。また、髪はひとつの毛穴から3本ほど生えているため、1本の白髪を抜くと、ほかの2本の黒髪にダメージを与えてしまう場合もあるようです。
2. 毛穴が歪む
白髪を無理矢理抜いて毛根が傷つくと、毛穴の形が歪んでしまう可能性があります。毛穴の形が歪むと、その毛穴からまた生えてくる白髪や黒髪が縮れたり、くせ毛になったりして、より目立ちやすくなる可能性もあります。
3. 近くの髪が白髪になる可能性
白髪を抜くと、その毛穴の「毛根細胞」にダメージを与えてしまう場合があります。同じ毛穴からは3本程度の毛が生えているとお伝えしましたが、ごく稀に、ダメージを受けた毛根細胞がメラニン色素を作らなくなり、残りの黒髪も白髪になってしまうケースがあるようです。
4. 黒髪になる可能性があるから
実は、白髪の一部は、白髪になってしまう原因が解消されれば黒髪に戻る可能性が残っています。でも、白髪を抜いて毛根を傷つけてしまうと、せっかくの黒髪になる可能性を途絶えさせてしまうことにもつながるそうです。
5. 生えてきた短い白髪は目立つから
毛根へのダメージ以外にも、抜かないほうがいい理由はあります。白髪を抜いた毛穴からは、再度白髪が生えてきますが、生えてきた短い白髪はピンと立ってしまい、非常に目立つのです。
数本ならいいかもしれませんが、何十本も抜くとなると生えてきた時が大変になってしまうでしょう。
白髪が生えてきたらどうする? 抜く以外におすすめの対処法
白髪を抜いたらいけないとなると、どのように対処するのがいいのでしょうか? 白髪の量別にチェックしていきましょう!
ほとんど白髪が目立たない人
まだ白髪が数本しかなく、自力で対処できる人は「白髪を切る」方法がおすすめです。毛根を傷つけるリスクがなく、抜いた場合と同じような状況にできるため、しばらくはこの方法で対処しながら、髪や頭皮のケアを行っていきましょう。
また、数本ならヘアマスカラを使って、外出前にさっと白髪を染めてしまうのもありですね。いろいろなタイプのヘアマスカラがあるので、使い勝手の良いものを探してみてください。
白髪がたくさんある人
白髪の量が多くて、自力での対処が難しい人は、「染める」方法がおすすめです。ただし、明るい髪色に染める場合、市販の薬剤だとダメージが大きく、どんどん髪が傷んでしまうケースも……。傷まない方法として、カラーリンスを使ったり、髪にダメージを与えないヘアマニキュアを使ったりするのが良いでしょう。
また、時間&金銭的な余裕があれば、定期的に美容院でカラーと一緒にトリートメントしてもらう方法もありですね。
増えるわけではないけど…白髪を抜くのはやっぱりNG!
白髪を抜くのはNGという噂には根拠がないけれど、白髪を抜くのはやはりいろいろなリスクを伴うことがわかりましたね。抜く以外にも、切る、染める、ヘアマスカラを使うなど、さまざまな対処法があるのでぜひ試してみてください。
将来を見据えて、髪の健康にも気を使いながら、上手に白髪に対処していきましょう!
本日の逸品
塩水 生うに
ミョウバンがかかっていない完全な生うにです!